リハビリテーション

精神科デイケア

精神科デイケアとは

「何もせず家にいると生活が不規則になる…」
「友人がいない、人との距離感に悩んでいる…」
「退院したいけど、すぐに働く自信がない…」

こころの病を持つ方が同じ悩みを持つ仲間と出会い、主にグループ活動を通して自分らしい生活を送れるようお手伝いをします。
昼間に病院に通いながら、生活リズムの構築、体力の回復、対人関係の訓練などを行うリハビリの場で、看護師、精神保健福祉士といった専門職がスタッフとしてサポートします。
精神科デイケアは治療と生活をつなぐ役割を持っています。

どんな事を行っていますか？

創作活動	書道、塗り絵、ちぎり絵、手芸など
スポーツ	体操、卓球、ソフトバレー、ソフトボール、散歩、軽運動など
レクリエーション	カラオケ、ゲーム、外出（七夕祭り、客船見学、日帰り旅行）など
院外講師による活動	絵手紙、歌声喫茶、裁縫、音楽活動
その他	SST（ソーシャルスキルトレーニング）、園芸、調理、ミーティング、学習会、脳トレなど
活動日	月・火・水・木・金
活動時間	9：00 ～ 15：00
期間	6ヶ月から3年までが目安です。
電話受付時間	8：30 ～ 17：00
電話番号	054-334-2474

※通所の送迎につきましてはご相談下さい。

作業療法(OT)について知ろう！

作業療法って何をしてるの？

作業療法は、病気やケガなどが原因でこころや身体に不自由を抱える方々に対して、医師の処方のもとでリハビリテーション(以下、リハビリ)を行います。国家資格を持った作業療法士が、日常生活に必要な能力を高める訓練やお手伝いをしています。英語では、「Occupational Therapist(オキュペイショナルセラピスト)と呼び、頭文字を略して「OT」とも呼ばれています。
関節を動かしたり、筋肉を強くするリハビリを行う事で身体の機能をより良い方向へ導いていきます。特に食事や、入浴、趣味活動など日常生活に沿った内容を専門としています。総合病院もちろんの事、精神科病院、小児病院から高齢者施設まで幅広く行われています。

精神科における作業療法とは？

精神的なリハビリは、精神に障害を持った方に対するリハビリテーションの１つです。考え方を変えたり、気分転換や集中力をつける為に、軽スポーツや園芸・創作活動などの作業や心理教育を行い、社会復帰を目指していきます。入院中やデイケア、就労支援施設、外来など多岐にわたって行われています。
　
こんな方に(活動の目的)
「休息・落ち着いた時間を持ちたい」「人とうまく付き合えるようになりたい」「社会復帰を目指したい」、「生活のリズムを整えたい」「気分転換の仕方が分からない」「仕事に復帰したい」など、ひとりひとりの希望に沿って、目標を立てていきます。

活動内容
創作活動(貼り絵や塗り絵、木工、革細工等)・軽スポーツ(散歩・卓球・ソフトバレーボールなど)、園芸・料理・音楽活動・社会復帰訓練(公共交通機関の利用・地域のお店の利用、外出)・心理教育・就労支援など個別～集団で行っています。

日本平病院におけるOTの特徴は？

当院では、入院作業療法を提供しております。当院の特徴として、外出プログラムを積極的に実施しています。外出は、気分転換目的のみでは無く、なじみのある地域での生活のイメージ作りや人との関わり方、楽しみの場としての目的もあります。また、1人では外出に不安がある方や外出する機会が少ない方のお手伝いもしています。秋祭りや音楽イベント、バザー等のレクリエーション活動にも力を入れています。
同法人の就労継続支援B型事業所ワークステップWithへの見学や単身体験外泊が可能な施設があり、主治医と相談のもと利用する事が出来るのも、当院の特徴となっています。